私と母は元気です。
お久しぶりです。
前回の更新から随分時間が経ってしまいました。
急に真夏、というか猛暑がやってきましたが、皆様お元気でしょうか。
私は元気です。
お陰様で精密検査も問題なく経過観察でOKでした。
母も元気です。
毎年春から夏にかけて、この季節はいつも病状が進んでしまいます。
今回も、ゆるりと一歩進んでしまいました。
具体的には?と言われると、はっきりとは言いにくいですが、
霧が少しだけ濃くなって広がったような感じです。
歩行状態も、少し悪くなっています。
歩こう、という気力というか意識がやや薄くなっているし、
歩いても痛いからじっとしていた方が楽だし、という感じです。
そんな春から初夏、職場で辞める人が続出しています。
みんな辞めます。みんなで辞めます。
さて、なんでこんなことになったのか。
2月ごろから、社長のワンマンがさく裂しています。
前からそうですが、社員さんは更に休みをとれず、
パートの私たちさえ一人休めば回らないシフト。
既存の入居者さんの部屋をコマのように動かし、新しい入居者を入れる。
新しい入居者さんの家族はちょっとクレーマーなのに、
現場を庇わず、やる気と実行力が足りていないと言う。
地域のドクターとの信頼関係を断絶して、新しい薬局を入れる。
以前、本部から出向していたお目付け役がいた時は、
入居者さんと挨拶や、ともすれば散歩も出かけていたのに、
その方が本部に戻ると、フロアには全く寄りつかなくなり、
改悪が始まりました。
私は以前本部にいたことがあるので、出過ぎたことと思いつつ、
定期面接で社長に進言したことがあります。
「今いる職員は、社員もパートも全員人柄も仕事ぶりも素晴らしいです。
在宅介護をしている認知症の家族として言いますが、こんなにマジメに認知症に
向き合ってくれる人たちはどこへ行っても見つからないと思います。
介護は大変な仕事です。どうかこの人たちを守ってください。」
残念ながら、耳には入っても頭には入れてもらえなかったようです。
フロアに私一人!?
私の後から入った、補充目的で雇ったパートさんは、
定着することなくすぐに辞めていっています。
反対に私は、フロアの見守りは安定してこなせるようになっています。
すると、どういうことが起きるかというと、
手が足りない所へリーダーが行ってしまうので、
一日に何度も、フロアの見守りを一人でしている時間ができました。
最初は仕方がない、安全第一、と思って気張っていましたが、
それが定例化してきてしまい、
これはまずいと思っています。
私一人VS入居者さん7名、なんてことはZARAです。
もちろん、日によって帰宅願望強め、トイレ頻回、傾眠強いなど
全員のコンディションが良いなんてありえません。
結果、仕事で疲弊して、家では何もできない日々が続いています。
私は母のことがあるので、パートなんです。
仕事で神経を必要以上に削られるならば、もう続けることはできません。
介護福祉士の勉強が始まる。
介護職になって2年が経ち、介護福祉士受験が見えてきました。
会社負担で来月から勉強が始まります。
10月からは週に1回、講義も受講します。
ずっと目標にしてきたことなので、ここで辞めたら元の木阿弥です。
先輩たちは礼儀が正しくて、
半年以上前から退職意思を会社に伝えてくれています。
偶然にも私が勉強している間は、皆さんまだいてくださる。
介護の楽しさを教えてくれた先輩方。
皆さん年代はばらばらですが、
認知症と真摯に向き合う姿は本当に尊敬しています。
せめて、ご一緒できる間に資格をとりたいです。
私も、やる気とは裏腹に、体が疲弊しています。
いつまで持つか。
会社負担で勉強ができるのは助かりますが、
在宅介護を抱えている私こそ、倒れる前に仕事量をセーブしたり、
介護以外の仕事と並行したりしなくては、とは思います。
明日も働こう。