認知症と火の元 自分も疑え!

介護日記
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✔管理するのは無理だから

今日の名古屋は寒いです。
北寄りの風、時々低い雲。
北風小僧の寒太郎が、今年も街までやってきた。
カンタロー!

寒いと暖房マストですよね。
皆さん、火の元の管理、大丈夫ですか?

認知症の人は
火の元の管理ができません。
どんなに認知症初期でもすぐに止めさせてください。
止められるような環境を整えてあげてください。
火自体を扱わせることがなければ、完璧ではなくても
リスクは低くできます。


そして、忘れがちですが、
介護している人は
自分も「火の元の管理ができない人」と認識してください。

✔うっかりでは済まされない

何度も同じことを聞かれたり、排泄の対応をしたりしていると、
目の前のことにこちらの意識をすべて持っていかれます。

自分のペースが保てず、今までしなかったような失敗をします。

なので、灯油ストーブは絶対にやめてください。
ガスコンロもやめて欲しい。


私は、子供のころから灯油ストーブで育ちました。
火を見ていると飽きないし、
あの灯油の何とも言えない匂いがすると
冬が来たな、と思えて好きでした。
母もよく、ストーブの上で煮物をしたり焼き芋を焼いたりしてくれました。
ガスコンロも、火力が強くてIHや電化製品より便利で扱いやすいです。

でも!!

消したっけ?では済まされません。

疲れてフラフラでストーブを倒してしまうかもしれない。
鍋を焦がしただけでは済まないかもしれない。


安全には変えられない。


✔電気の力を頼る

狭い我家では、
エアコン、転倒時に自動OFFする遠赤外線ヒーター。
トイレ付近には人感センサー付きミニセラミックヒーター。
調理器具はIHなど全部電化製品。
コンロは元栓から締めて使っていません。

あと、認知症と分かった時点から10年、
萬基商事さんの陽だまりストーブを使っています。
ちょっと高価ですが扱いが比較的安全で本当に重宝しています。

それから、家電の中で電気圧力鍋はいいです。
こちらは記事にしましたので、良かったら見てください。
https://kaigoyutori.com/recommend2/

調理には、キッチンタイマー。
玄関には、自分に対する張り紙。
張り紙が一番原始的で効果的!!
「ストーブを消す!!タイマーをつける!!」

母が帰宅した時に寒いので、ONタイマー管理も必須。
季節の変わり目で、まだ自分に癖がついていなければ、
携帯のカレンダーにも書く。
時間になると携帯が教えてくれる。

電気代、安くなりませんかね?!

電気にしても100%安全ではないので、
私も気を付けます。

ちなみに、私の施設では
床暖房、エアコン、加湿器です。
床暖房、超いいです。
唯一の難点は、ぽかぽかで皆寝てしまうことです。
「〇〇さん、起きて~。体操しますよ~。」
起きないと。皆さん夜寝ないでしょ?
オキテクレー!


お互い頑張って寒い冬を乗り越えましょう!

明日も働くのだっ!!



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