介護の質が悪くなる原因

利用者として職員として
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利用者さんを怒鳴る施設が多い現場の実情

私はこの数か月で、単発アプリで仕事をしたり面接に行ったり、
求人の問い合わせをしたり短期の入職も経験したりしました。

いろんな現場を見て、その数、ざっと50社余り。

2~3か月で我ながら本当に頑張った。
実際、すぐに辞めてしまった会社が何社かあり、
職場の方には本当に迷惑な話だったと思います。
ごめんなさい。

でも、私は声を大にして言いたい。

利用者さんを怒鳴らないで欲しい。
認知症の入居者さんに「さっき言ったでしょ!!」と怒らないで欲しい。
身体介助で、利用者さんを投げないで欲しい。
歩けない利用者さんをトイレに座らせて、忘れて一時間も放置しないで欲しい。
一日ずっと座らせて話しかけない状態はやめて欲しい。
風呂場がカビ臭いのを解決して欲しい。
風呂上りにまだ裸なのに窓を開けるのはやめて欲しい。
ベッドは可動式にして欲しい。
いくら中途採用だからって何も教えないのはやめて欲しい。
利用者さんの前で怒鳴りつけるのはやめて欲しい。

50社みて、「ここは素敵だな」「まだいいな」と思った施設はたった5社程度。

あとは、色々とやりきれない施設ばかりでした。

やばい社長とやばい管理職が現場を混乱させ、施設の質を悪くする

介護業界は慢性的な人手不足、と言われています。
確かにその通りだと思います。

私はまだ平社員で、社長や管理職の経験はないし、
介護職の社長や管理職ほど大変な仕事はないと思っています。
多分、私はこの先もやることはできないと思うのです。
でも、一番下の立場で家族介護をしている身として、
社長や管理職の人間性が割とまともで運営もまずまずできないと、
どんなに人を補っても意味がないと思っています。

特に、介護畑以外から転職や会社の出向で社長や管理職になる。
このことが、今いる貴重なスタッフを使いこなせずに、
現場を混乱させる原因の一つだと思います。

彼らは、おむつ交換や食事介助の経験が数回でも、
「自分は現場にでて学んでいる」と平気で言います。
数回やっていればまだいい方です。
やったことがないから、私たちが今何に困っているかわからない。
地域の医療の関わりを無視し、採算を優先します。
フロアに感染症が出て、スタッフが休まざるを得なくて
人が足りていなくても絶対に助けには来ません。

介護の現場の表面しか見ていないから洞察力はない。
したがって、冒頭のような利用者さんを怒鳴るスタッフや、
新人の教育ができないスタッフを指導することができない。
なぜそうなるかを相手に伝えて、相手の話を聞くことができません。

採算は大事です。
でも、介護保険内でやっている以上、削れる部分は限られます。
職員の給料を減らしたり、人員削減をする前に、
ご自身の賞与や役員報酬を見直したらいいのではないですか。

「私の施設は温かい介護をしています」と、
自分は現場にも出ないのに断言し、
懸命に働く職員の成果をアピールに利用するのは止めて欲しいのです。

もちろん、素敵な社長や管理職の方も沢山います!!!

なんだか暗くなってしまいましたが、
もちろん、すごく素敵な社長や管理職のかたも沢山います!!
本当に尊敬しています。
時々会えると心が温かくなる。元気を頂いています。
そんな皆さんに介護の現場やその家族が支えられていると思うのです。
私は、そんな管理職の方を支える人でありたいと襟を正して思うのです。

そんな方々がいる現場は、明るい。
利用者さんが笑ってる。
職員も、忙しくててんてこ舞いだけど、結局笑っている。

どうしてこんなに差がつくのだろう。
いつも疑問です。

今の私が思うことは、
人の気持ちを知ろうとする好奇心があるかないか、なのかなと思います。
あと、言うべきことを適切な表現で言える人であること。
そして何より、垣根なく現場に来てくれること。
自分も介護介助に手を出すこと。

そういう態度を見て下が育って付いていくのではないかな、と思います。

介護は心を扱う仕事です。
それが体感として理解できている人の基で働くことは、
とても幸せで幸運なことだと心の底から思うのです。

IT化?既存スタッフの心身を守れば、施設の質が保たれる

今は、機械も良い商品が出ています。
それらは、スマホやPCで操作して、アラームが鳴るなど、
我々、人間の介護職に「ほら、行きなさいよ」と言わんばかりです。

管理職は、そういった機械を入れて現場を助けているつもりなのでしょう。
負担軽減しています、というポーズです。

確かに、「補助」にはなるんですよ。

でも、その「最先端の機械」を使う現場で、
「最先端を使いこなせるスタッフ」の存在は稀です。
現場は、ほぼ老々介護なんです。
アラームの止め方、夜中に機械がバグった時の対処方法。
インストールとか言われても、「?」という人が多いんです。
やる気がないんではない。
覚える時間もないし、慣れるまで非常に大変で、そっちの方が負担なんです。

機械は必要。
でも、その前に、既存スタッフの良い部分を理解して、
アイディアがあれば取り入れて、若い世代や中途採用の皆さんに伝える。
接遇や物品整理。
利用者さんそれぞれに特徴がある介助方法。
みんな頭使ってフル回転で働いています。
そういったことを紐解いて、分業できれば分業する。
接遇に活かす。
そして、ちゃんと休む!!
これが施設の質をあげていく確実な方法だと思います。

私の欠点の一つ、家族の立場になりすぎる

転職活動で50社まわる!!

これまでの人生、こんなに短い間でこんなに履歴書をバラまいたことはありません。
就職氷河期の時代もここまではやらなかった。
ここ数か月、私は狂っていたと思います。

私がここまでしてしまったのは、
自分が職員であり、何よりも要介護者の家族であるからです。

だから、普通の人が何も思わない部分も目についてしまうのだと思います。
結婚と同じで、会社に入る前に両目を開けて良く見て、
入職したら片目をつぶる、と自分に言い聞かせてもダメでした。

ただ、やっぱり。
できることなら、心優しくて仕事ができる人と働きたいのです。
家で時間がない私には、働いている時間は宝物です。

今回、非常に苦労した日々を忘れず、
質の高い介護ができる人になりたいです。

お給料が上がればその道も楽しいのにな。
では!!







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