ひばりちゃんが偉大すぎる件 同年代になりました

介護日記
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✔彼女を嫌いな人を見たことがない。

最強最長寒波ですね。
雪深い地域のみなさん、どうか本当にお気をつけください…。

今日は、美空ひばりさんのお話です。


私の施設では、歌のリクリエーションをほぼ毎日やります。
私もタンバリンを叩いて、皆さんのストレス解消になればいいな、
と大声で一生懸命歌います。
難しい曲、「柔」や「川の流れのように」も、
皆さん間合いバッチリ、本当に上手に歌うので、
私が毎回教えてもらっています。
コンサート特番も、ビデオだったら擦り切れているほど見ます。

家でも、母と一緒にひばりちゃんのCDを聞いて、
大合唱したり運動したり。
通院の時は車内でいつも曲を流します。

とにかく公私ともにひばりさんに
元気をもらっています。

私は今まで、美空ひばりさんが嫌い、という人に会ったことがありません。
「ひばりちゃん、いいねぇ」と皆さんおっしゃいます。
不動の女王、信頼度200%。それがひばりちゃん。

✔享年52歳。今の私とほぼ同い年。

失礼な話ですが、私はひばりさんが亡くなったのは70歳前後かと、
勝手に思い込んでいました。

最近、亡くなったのが52歳だったと知りました。

今の私とほぼ同い年です。
人生の襟を正せよ、と言われた気がしました。


彼女は、
戦前に生まれ、敗戦間もない大混乱の中、各地を巡業して歌って、
15~16歳のころ事務所を設立。
膨大な数の映画出演、歌のレコーディング、劇場公演。
家族関係に悩み、結婚・離婚。
48歳で病気が見つかる。

ざっと見ただけでも、彼女の人生と仕事量は尋常ではない。
だから、もっとお年を召していると思っていた。

例えお嬢と言えども、
悲しかったり挫折したりしただろうに、と思いました。
平々凡々以下、何でもすぐ文句を言う私。
ひばりさんと、同じ時間尺を生きてみて、
ひばりさんの人生の途方もなさに震えます。
命削って歌ってたから、ずっと人に愛されてるのかな。
こんな人、もう出てこないな。

✔一体感をありがとう。

今日も大合唱です。
歌ったあとには、お決まりの文句。
「ひばりちゃんは、いいねぇ」

在宅介護でもひばりさんの曲を流すこと、超おすすめです。
こちらも勇気と元気が出てきます。


中年から高齢者まで、
ひばりちゃんの歌で世代を超えた一体感が生まれます。
ありがとう、ひばりさん。


人生は短い。
私は、これまでのぐうたら具合からすると、
人生の走馬灯は「食っちゃ寝」なんだと思う。

…。
文句言わずに明日も働きます。



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