在宅介護か施設入所か

利用者として職員として
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家にいるための訪問介護

介護保険が使える訪問介護サービスは主に2種類あります。
1:訪問介護
2:定期巡回・随時対応型訪問介護看護

1は、訪問日時、滞在時間、月の訪問回数が決まっています。
昔からある「ヘルパーさんに来てもらう」です。
注意することは、支援対象が要介護者のみ。
同居家族がいると、家族が共用する事項が多い
(リビングの掃除、食品の買い物など)ので入ってもらいにくいです。

2は、時間は大まかで、必要なときに24時間いつでも来てもらえます。
住宅型有料施設で入居者の部屋に訪問するのも定期巡回。
コールを押せば何度でも来てもらえる。
この自宅バージョンです。
なので、利用点数がとても高くて、
デイサービスや訪問入浴とはほぼ組み合わせられません。
本人から直接コールがくるので、
同居家族がいても入ってもらいやすいイメージです。

自宅にいたとて

私は普段は施設で働いているので、施設は寂しいと思っていました。
残酷な言い方ですが、家でみられないと言われてしまい、
家族に見捨てらたような形で入るもの。

でも、ヘルパーをやってみて、それは違うと実感しました。

家族が同居していても、
仕事や学校と言って顔を合わせない。
静まり返った部屋で一人でじっとテレビを見て、宅配弁当を食べる。

伴侶が先に亡くなり、伴侶が残した沢山の本や置物と一緒に一人暮らし。
大荷物で圧死しそうです。

息子がたまに来るからと、物が散乱した部屋で
ヘルパーの動線だけがついている。
虫も出放題。

思い返せば、私の祖父もずっと在宅療養でしたが、
亡くなる前は家族からはのけ者状態でした。
じっと病に耐えていた祖父を私は大切にしなければならなかった。

訪問介護は、その形態に係わらずスタッフは決められたこと以外はやりません。
プロだから、それでいいと思います。
余計なことをしたり、提案したりすると、スタッフ間、利用者、
果ては家族と必ず揉めます。
優しさや気の毒な気持ちからの行動は、蛇足でしかないのです。

でも、明らかに冷遇されている、一人暮らしが限界にきている、
そんな人たちを目の前にして、複雑な気持ちになります。
もちろん、施設でも決められたことしかできません。
でも、特に清潔保持においては、
訪問介護で疑問に思うことが多かったです。

施設も悪くない

施設は、確かに不自由です。
スタッフが冷たいことは心配ですが、
家族に冷たくされるよりましなのかも、と思います。

施設は必ず誰かの目がある。
昨今は施設新築ラッシュで設備も良いので、清潔が保ちやすい。
食事も宅配弁当よりいいと思う。
風呂も広い。
余計な荷物はないから身軽。

弱って自分のことがままならない人は、
施設の方が清潔保持と食事管理、安全管理は安心といっていいと思います。

我がことになると答えはでない

これからは人には施設も堂々と勧めようと思うし、
父に何かあれば、迷うことなく施設です。
でも、母。
私はなぜ母だけ迷うのか、今の私にはわかりません。

最近、本当に高齢者施設が増えました。
私たちの世代が高齢者になった頃は、
今いる高齢者たちが湯水のように使った介護・医療保険費用は底をつき、
介護してくれる人員は壊滅的に不足。
老朽化した、がらんどうの建物があちこちに点在するのでしょうね。

今後、私はどんな選択を迫られ、していくのでしょうか。
自分でいつまでも選べると思ったら大間違いなんだ、きっと。







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